紀ノ川で遊ぼう
ウエイクボードの試合にお邪魔しました。
行政と河川の関わりはこれまで、治水と利水が主なもので、河川を遊び場として利用するという発想はありませんでした。コロナ前のことですが、ウエイクボードの愛好家の方々から、ぜひアジア大会を和歌山でやりたいとのご相談を受けました。「なんで和歌山で?」と聞くと「関空が近くて適度に都市化されていて、綺麗な川があるとこって和歌山ですよ」との答え。なんでも以前兵庫県でやったらしいけど、川もあんまり綺麗ではなかったし、評価も高くなかったそうです。
なるほど。これだ。これからは「遊び」こそがキーワード。紀の川をウエイクの聖地にしようじゃないかと有志たちと国や県、市に掛け合い、ようやく開催に漕ぎ着けたと思いきや、あの大型台風でまさかの関空水没。中止に。
コロナ禍もおさまり、ようやくウエイク乗りたちが和歌山にやってきてくれました。
身近づぎてその魅力に気づかないことってありますよね。ウエイクボードは今や世界中の若者(だけでもないか)に愛されるスポーツ。和歌山でのアジア大会でも、観客を入れて数千人の来場を見込んでいたほどです。アジア各国の選手たちも和歌山のロケショーンや紀の川を気に入ってくれていたみたいです。
マリンスポーツならぬリバースポーツ和歌山。豊かになったアジアの若者に売り込めます。