理事をしています防衛協会の総会がありました。岸本知事の顧問就任が承認され、その後知事の講演がありました。

岸本知事曰く、日本のGDPがかつて世界の経済に占める割合は18％もあった。現在はまもなく4％程度なろうとしている。今年か来年あたりにはドイツに抜かれ、ひとりあたりのGDPも韓国に抜かれ、まもなく台湾にも抜かれる。途上国の若者は日本より韓国や台湾を目指すようになってきており、今や日本人が外国に出稼ぎにいく時代。だからどーだということでもないんですが。

チャイナのGDPは我が国のおよそ3倍。軍事費は4倍です。国防力は軍事費だけで計れるものではありませんが、軍事費が最も大きな要素であることは間違いありません。

日本のGDPが30年にわたってほとんど増えていないことは、国防の点からは大問題です。国防力をつけるには、なんといっても経済力。さきだつものがなければどーしよーもないですからね。

確かに経済成長しなくても、国民がそれなりに幸せならいいともいえます。成長するのはしんどいですし。別に特に欲しいものだってないし。車だって軽で十分。足るを知るって大事でしょ。

だけどそれは世界が日本だけであれば、というお話。残念ながらチャイナとロシア、北のコリアに囲まれた我が国にそんな幸せは続かないのです。

だからどーしても我が国は成長しなければなりません。さもなくば、近い将来日本国ではなく、日本省？