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空手県大会の収益の一部を寄付しました

先日行われた和歌山県空手道選手権大会、当日大会パンフレットを見てビックリ。なんと出場選手に私の友人の名があるではありませんか。思わず横の師範に〇〇さん試合出るんですか?と聞いてしまいました。

私より年上の彼は還暦をいくつか越えているはず。しかも型試合ではなく、組手の試合、大丈夫かなー。60過ぎて殴り合い、蹴り合うんですから。

人を思いっきり殴ったり、蹴ったことのある人はそんなにいないでしょう。ちょっとビンタぐらいはあるかもしれませんが。殴られる方はもちろん痛いんですが、殴る方も相当痛いんですよ。ボクシングのグローブなんて実は相手のためというより拳を守るため。実際素手よりグローブのパンチの方が効きます。

試合中はアドレナリンが出まくっているのか、少々の打撃を受けても我慢できるものですが、自分の攻撃をヒジなんかでブロックされたりしたらその痛みたるや半端じゃない。心折れますね、確実に。

だから空手家は足や拳を巻藁や砂袋(コンクリートを叩いてるみたいです)で鍛えます。これが痛いのなんの。

攻撃は最大の防御などと言われますが、防御は最大の攻撃になりうるんです。ただし、防御は攻撃の何倍も難しい。武の本質は後の先ですが、これがなかなか。

我が国は専守防衛をうたっています。その言やよし。鉄壁の守りは相手に相当のダメージを与えるものです。でもこれは相手との何倍もの実力差があって初めて成り立つもの。ミサイルが発射されてから迎撃、正に後の先、武の理想ではありますが、今の日本の防衛努力程度では到底不可能。(それこそ今の何倍もの防衛費がいるでしょう)

さすれば、先の先、相手の起こりをとらえて即攻撃。敵基地攻撃能力を持たずして我が国の安全は保てないのです。

さて、試合会場で友人を応援するぞと意気込んでいたところ、コロナにかかって出れなくなったとのこと。ほっとしたような、残念なような。まっ、何があるのが分からないのが戦場(クラウゼビッツ)ですから。

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