正論懇話会

今回の正論懇話会の講師は佐藤優氏、鈴木宗男議員の懐刀で、外務省のラスプーチンと呼ばれたソ連時代に大活躍した元外交官です。今や売れっ子作家、私もたくさん読んでます。
とにかく博覧強記とは佐藤さんのこと、いったいどんな頭の構造してるんでしょう?
自然科学から人文科学までを縦横に駆使しての国際社会の分析は鋭いの一言。そんな佐藤氏のお話が面白くないはずがない。ワクワクしながら会場に向かいました。
我が国の政府はなんとなく「情弱」のように思われていますが(CIAとかないですし)どうしてどうして内閣情報調査室と国家安全保障室のインテリジェンス能力は非常に高いらしい。彼らの上げる情報はこのウクライナ戦争、イラン戦争においても一度も間違っていなかったとのこと。だからこそ高市総理は上手く立ち回れたのです。
そりゃ、「正義」を振りかざすのなら、また別の振る舞いもあったでしょうが、国家指導者の責務は生き残ること、そのためには勝ち馬に乗るというリアリズムがいるのです。誰が勝つのか、誰と組むべきなのか、誰と誰が組もうとしているのか、適切な判断にはインテリジェンスがものを言います。
アメリカとイランが戦闘集結に向けた覚書に署名したことについても佐藤氏によれば「合意内容のハードルが高すぎ、そのままは守られないだろう。トランプも中間選挙が終わればまた攻撃を再開する可能性がる」そもそも約束が破られることも想定内。
う〜ん 馬鹿正直な日本人には理解し難いものがあります。
ところでこの国家の命運を決める内閣調査室と国家安全保障室の官僚たちの給料はそんなに多くはありません。(公務員だし)もし民間で同じことをすればウン十倍にもなる。お金がいらないわけじゃないけれど、生活をするには十分だって、国を守るって矜持が彼らを支えているですね。頭が下がります。
リアリズムを忘れては多極化していく国際社会で我々は生き残ることができません。勝ち筋を冷静に、冷徹に見極めてしたたかにいこうじゃありませんか。
ところでウチの息子は必ず母親の側(勝つ方)についています。まっ、どうしたって私に勝ち目はありませんから。これは分析するまでもないか 😭 トホホ。