お花見
「諸行無常」は元々は仏教の用語ですが、これほど日本人の精神に大きな影響を与えたものはないでしょう。
「驕れる平家は久しからず」栄耀栄華を極めても、それはほんの一時、儚(はかな)く消えて行きます。
位人臣を極めて総理大臣になろうが、億万長者になろうが、それで?「露と落ち露と消えにし我が身かな浪速のことは夢のまた夢」豊臣秀吉。
桜はあっという間に散ってしまします。無常そのもの、毎年のお花見は楽しいものですが、そこはかとない寂しさも感じるものですよね。
世界中で「格差」が問題となっています。一億総中流と言われた我が国も「格差」が国を分断しかねない状況に。「上級国民」なんて嫌な言葉も生まれました。
でもまぁ、「上級国民」たちもすぐに露と消える存在、カリカリせずにしばしの間、桜の下でおにぎりを食べて、ほっこりしましょうよ。
そうは言っても米の値段上がりすぎやろ💢、ごもっとも、おにぎりの値段を庶民が気にするようではその政権は露と消えるしかありません。
来年の桜が咲く頃まで、はたして自民党はあるのでしょうか? トホホ。