昔とった杵柄といいますが、私はお餅などついたことがありません。でも今日の参加者の中では私が最年少、ここは一番「私につかしてくだい」とお願いし杵をとらせてもらいました。へっぴり腰の私も以前お餅屋さんでお勤めになっていたご婦人のご指導のお陰でどうにかさまになり、つきあがったお餅にはどうにか合格がもらえました。

以前は町内会で行われていたお餅つきも、餅投げも最近は見かけなくなってしまいました。衛生上の問題でやりにくくなったようです。でもどうなんでしょう。子供の頃から素手でこねたお餅も、餅投げで拾ったお餅もさんざん食べてきましたが、具合が悪くなったことなどないですね。

綺麗好きも程度の問題。そもそも人間は雑菌まみれの存在。それどころか様々な菌と共生しなければ自己を維持できないのです。度を超えた清潔はかえって生命力を弱めてしまします。

パワハラがダメだといってもある程度の叱責はいるでしょうし、しごきはダメでも、厳しい練習は必要です。ようは程度の問題。よき程度は数値で測れる類のものではないので、責任逃れのために極端に走る、これが現在の我が国の劣化の一因だと思います。

自分でついたお餅はサイコー。こんな楽しい行事はぜひ各町内で復活させていきたいものですね。子供達の大喜び間違いなし。