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令和7年度自民党県議団研修会

今回の講師は東京大学先端科学技術研究センター特任准教授 吉本英樹先生です。吉本先生は1985年和歌山県生まれ、智弁高校から東京大学へ進学され航空宇宙工学を学ばれました。その後英国のロイヤル・カレッジ・オブ・アートに進まれデザインを勉強、バリバリの理系にしてアーティストという異色の経歴の持ち主です。

1970年の大阪万博のシンボル「太陽の塔」のデザイナー岡本太郎は「芸術は爆発だ」と名言を吐きました。

2025年の大阪関西万博では、吉本先生は伝統とテクノロジーを融合させる手法で新たな世界を作り出しました。それが和歌山ゾーン、なんと来場者は47万人、目標の⒈5倍以上、まさに爆発しましたね。

先生は会社も経営されています。顧客にはエルメスやレクサスが、すごい才能の人なんです。そんな人が和歌山出身、これは自慢できますよ。

先生によれば『「伝統工芸」は尊いものでできるだけ保存しなければならない、いわば保護の対象で、そこから何か新たなものが生まれるといったイメージはなかった』そうです。ところが実際に工房で職人さんたちの作業に接してみてみるとストイックに自分の仕事を突きつめている、そこには創造ありました。そのかっこよさにシビレ、自分も一緒になってやってみたいとなりました。

伝統工芸と最新テクノロジー駆使した吉本先生のデザインセンスが融合し爆発💥、新たなアートが誕生しました。

講演では何枚か先生と伝統工芸のコラボ作品の画像を見せてもらいましたが、なんとも荘厳で美しく素晴らしいものでした。伝統工芸は単に大切に保存すべき存在ではなく、新たなものを生み出す土壌になりうると納得。

これって我々保守政治家の目指すところです。保守は伝統(古いもの)が好きですが、伝統に触れることで、私みないなヘタレでもちょっとはシャキッとするんです。

アーティストもまたビンビンくるのでしょうか?

諸行無常の人の世で永く続いてきたものはなんだかすごい爆発力を秘めているものなのでしょう。

「お父さん💢」 ちょっと待って、あなたは爆発しないほうが良いのでは! トホホ。

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