和歌山県立医科大学創立80周年記念

世の中には富裕層と呼ばれるひとたちがいます。普通の家に生まれて富裕層の仲間入りをするには成績がいいのなら、医学部へ行くのが近道、実際、お医者さんの所得は弁護士や公認会計士と比べても高いですし。

ところが、病院の7割は赤字らしい。県立医大病院もいつも患者さんでいっぱいです。なのに経営は楽ではありません。私の同級生も、優秀な男ですが、医大の事務局長として辣腕を振るってはいるものの、話を聞けばなかなか大変みたいです。

物価高、人件費の高騰に加えて、保険医療は消費税非課税のため、病院は物品を買う時には消費税を払うのに、患者さんからは消費税をとれません。我々は助かりますが、消費税の増税はかなりしんどい。

日本の医療制度は基本的には良くできていて、諸外国に比べれば安心して暮らせます。アメリカの庶民なんて病気になったらどうしようとおちおち夜も眠れませんよ。不眠症になりそう。だけど不眠症の薬代も高すぎます。

我が国のこの素晴らしい制度（国民皆保険）を支えてくれている、いわゆるエッセンシャルワーカーやスタッフの皆様には頭が下がります。でも彼らに甘えるばかりではもはや制度を維持はできません。

さて、どうする、これは政治の大きな課題、考え出すと夜も眠れなくなるほどの難問です。

和歌山県立医科大学が創立80周年を迎えました。研究も医療も非常に高い評価を得ており、県民は本当に頼りにしています。

お陰様で我々は枕を高くして寝れるというものです。ありがとう。

さて、今日もぐっすり、「お父さん💢」あっ、夢か、なんか見つかったと思ったわ。トホホ。