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拉致国民大集会

先日大手商社の方々と食事をしていた時のことです。トルコの話題になり、私がイスタンブールで「飛んでイスタンブール」を庄野真代のライブで聞いたと自慢したら、誰もこの歌を知りませんでした。😱 あの名曲を知らないってありえなくない?

1978年、一世を風靡(ふうび)した名曲はもはや「風のもずく」(歌の歌詞です)?現役世代には懐メロですらありません。

70年代から80年代にかけて数百人とも言われる日本国民が忽然と消えました。北朝鮮による拉致です。(政府が認定した拉致事件は12件、17人)横田めぐみさんもちょうどこの曲が流行っていた頃に拉致されています。

2002年には北朝鮮が拉致を認め被害者5名が帰国しました。それまで北朝鮮による拉致などないと嘯(うそぶ)いていた左巻きの連中はほおかむりしましたが、日本中が怒り、残りの被害者も即時帰国させよと全国に拉致被害者救出運動が広がりました。あの熱気はすごかった。

それから23年の月日が流れ、拉致被害者の親はもはや横田めぐみさんの母親、横田早紀江さんただひとりになってしまいました。

今大会では登壇者は皆、こぞって拉致問題を風化させてはならないとうったえました。なるほど今の大学生や中高生はライブで小泉訪朝を見ていない、拉致には現実感が伴っていないのかもしれません。

あんな大規模な組織的テロである北朝鮮による拉致が風化するなんて、とは思えども、月日は残酷、放っておけば、風のもずくになっちゃうんですね。

政府は水面下で交渉の努力は続けていると言います。それはそうでしょう。だけど、20年以上も何の進展もなければ、倦(う)んでもきます。国民大集会も今回は空席が目立ちました。

しかし、拉致の風化は金正恩の思う壺、我々国民にできることは限られていますが、せめて拉致の悲劇を世代を超えて伝えていかなければ!

もちろん母が娘を思う気持ちは風化するはずもなく、思いはつのるばかりでしょう。

早紀江さんの思いをどれだけ我がこととして引き受けられるかどうか、それは日本が国家たりえるかどうかと同じ問なのです。

こればかりはトホホですまんで💢

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