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心理士の方から先生のメンタルケアについての陳情をいただきました

その昔市議会議員だった父が、小学生の御父兄から「女の先生やったら叩いてくれないので男の先生にかえてくれませんか」との陳情を受けていました。

昭和の悪ガキだった私も妙に納得。私も男の先生からビンタもらったことあります。うちにかえって「今日は先生に叩かれた」なんて言おうものなら、今度は親父のゲンコをもらいますから、「なにわりことしたんな」ってね。だからいつも黙ってました。

ざわつく教室も、体育の先生が入ってこようものなら、一瞬で水をうったような静けさに。女性の先生にだって、いうことは聞かずとも口ごたえする子供はあまりいなかったように思います。

令和の今、県議会議員の私への陳情は心を病んだ先生方の現場復帰へのプログラムに関するものでした。

学級崩壊、ままならぬ生徒指導、モンスターペアレント等々。今日先生方のストレスは尋常ではないですよね。なり手不足もわかります。

なにせ先生の「権威」というものがなくなちゃいましたから。「権力」ではなく「権威」

先生を全く「畏れ」ないちびっ子ギャング達。そこには教える者と教わる者の秩序がありません。

「教育を受ける権利がある。人は平等、対等の立場であるべき」そらそうですが、およそ人間の集団には秩序がいるのですよ。秩序を法律や権力で維持するのはスマートじゃないし、息苦しい。もちろん暴力はいけませんが、「権威」を身に纏わずしてどうして教室を運営していけばいいのか。正直同情します。

そして「権威」は歴史と慣習の中で育まれるものであり、自由で秩序ある社会のおおもととなるものです。

先生や警察官、消防士、自衛官などは本当に大変なお仕事。いわゆる「働き方カイカク」などにはなじまない職業でもあります。

彼らから名誉を奪えばそれは我々が自由を失うことになる、というお話もいづれしたいと思います。

さて我が家の秩序はどうでしょう。「お父さん、そんなことしたらお母さんに言いつけるで」これがウチの子供の常套句。トホホ。

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