カラテキッズが県庁に来てくれました
未来の日本チャンピオン達がドリームカップ(全日本大会)入賞の報告に来てくれました。彼らのやっている空手は直接打撃制の空手、国体に採用されている伝統空手のルールとは違い、相手に突きや蹴りを本気で当てちゃうんですね。
これは痛い、試合は当然、練習でも組み手(スパーリング)で強い相手にあたると、怖くて身がすくむこともあります。なにせ当てられたら、もちろん痛い、受けられても痛い、蹴った足も痛い。とにかく痛い。
昭和と違い、親からも先生からもゲンコをもらうようなことがない令和の子供たち。子供どうしのケンカもあまり見かけません。殴り合い、蹴り合う空手はある意味貴重な武道スポーツ、でも案外他のスポーツと比べて怪我は少ないんですよ。痛いけど。
「闘争」は人間の根源的な何かを大いに刺激するもので、少年の逞しい成長には極めて有効なんじゃないでしょうか。私は密かに、彼らの空手が今の日本がうしなってしまった何かをとりもどしてくれるのではないか、と期待しているんです。
頑張れカラテキッズたち、お腹にくらう打撃がどんなに苦しいか、私もやられたことあるからね、知ってます。でも君たちならやれる、闘える、目指せ全日本チャンピオン、応援してます。