日本が欧米相手に戦った先の大戦の原因はなんだったのか？　直接の原因は石油を止められたからです。石油がなければ、座して死を待つだけ、やむなく乾坤一擲の大勝負にでたのです。

習近平は台湾侵攻の野心を隠そうともしていません。安倍元総理が言った通り、台湾有事は日本の有事。大陸との貿易は閉ざされるおそれがあります。我が国の経済は大陸と断絶しようともかなりの深手は負うでしょうが、致命傷にはなりません。しかし、農業は別。肥料原料のほぼ全てを大陸に依存しているのです。「日本殺すにゃ刃物はいらぬ。ちょいとリンを止めりゃいい」もはや戦争ができない我が国は座して死を待つのみか。

あったありましたよ、肥料原料が日本にも、どこに？　下水汚泥の中に。思えば昔は下肥が肥料。昭和な我々はお尻にセロハン貼ってギョウ虫検査したものでした。出したものを使って作って食べてまた出す。これぞ究極の持続可能性。我が国においては江戸時代に非常に洗練した形で確立していたシステムでした。

平和ボケ日本もウクライナを見て少しは覚醒したのか、国も今年の3月、下水汚泥を肥料化していくよう各自治体に通知を出しました。

さて、和歌山県の流域下水道の汚泥はどうする。知事の見解はいかに。詳しくは私の一般質問をぜひご覧くだい。