京奈和自動車道建設促進大会
日本経済がなぜ30年もの長きにわたって低迷してきたのか、それはズバリ公共投資(公共事業)を怠ってきたから。
はっきり言って国がケチってきたせいなのです。
公共投資をすればGDPが上がる、これはりんごが木から落ちるぐらい確かなこと、どこの国もそうやってGDPを上げてきました。
ところが、日本は現実を無視、なんだか高尚?な理論を振りかざして投資をしてこなかった、その結果、日本は貧しくなってしまいました。
その昔、道路特定財源というのがありました。だいたい9兆円ぐらいの規模がありました。国交省が財布を握っていたので、陳情もやりがいがある。
これが財務省に召し上げられて、一般会計化されてしまいました。こうなれば国交省は財務省に頭を下げて予算をもらうしかない。財務省はシーリングといって予算の上限枠を予め設定しているので、国交省に陳情していてもなんだか虚しい気持ちになります。こっちを増やせばあっちが減るんですから。
道路特定財源を一般会計化にするにあたっては、道路のためにとられていたガソリン税の暫定税率(1リットルあたり25.1円)は、当然やめることになっていました。しかし、いつの間にやら、これは「1リットル160円超が3ヶ月続いたら取るのをやめる」という話になっちゃった。いわゆる「トリガー条項」というやつですね。
ところがどっこい、このトリガーすら東日本大震災で凍結されてしまいました。これでは国民がトホホ。筋が全く通ってないやないか💢
今回の陳情では高市政権の誕生に期待してか国会議員たちの鼻息も荒い、よーし、京奈和道路もどんどん進めようじゃありませんか。なにせ公共投資が増えれば確実にGDPがふえて国民が豊かになるんですからやらない理由はないんです。がんばろー!
ところで我が国では奥方が家計を握るのが一般的、でもご同輩方、やっぱり独自財源も少しはないと人生に潤いが無いですよね。どうか召し上げられませんように🙏 トホホ。