松山市にお邪魔しました
ちょっと似たところがある愛媛県と和歌山県、数十年ぶりに松山市にお邪魔しました。
なにもかもが和歌山よりハイセンス、空港も道後温泉も市街地にほど近く、往時のままの松山城は綺麗に整備され、三越に高島屋、そして商店街にも人々が行き交っています。
極めつきは市営の松山中央野球場、通称坊ちゃんスタジアム、これが市営とは恐れ入りました。なにせプロ野球の公式戦が可能な野球場、和歌山県営である紀三井寺球場を見慣れた我々からはため息しか出ません。(和歌山市営球場は軟式の小さな球場です)
松山の偉人といえば、まずは俳人正岡子規、その幼なじみで日本海海戦で名を馳せた秋山真之、司馬遼太郎の「坂の上の雲」の主人公たちです。
おまけに正岡子規の無二の親友が夏目漱石、松山は代表作「坊ちゃん」の舞台、子規の野球好きはよく知られており、幼名である「升(ノボル)」にちなんで雅号を「野球(のぼーる)」と称していたこともあったと言います。
うーんさすがは野球王国と言われる愛媛、なかなかやりますな。
しかし、しかし、坊ちゃんスタジアムに併設された記念館には我が母校がかの松山商業を打ち破った記録が!これでなんとか1点かえしましか。
郷土料理の鯛飯も美味しいし、なんとか松山のトホホを見つけてやろうとしても、なかなかスキがない。
そういえば、「坊ちゃん」はおもしろいのかなぁ。「坂の上の雲」は文句なしに大傑作だったけど。「坊ちゃん」で覚えているのは、もらったナイフを友達に見せていたら、切れそうもないと言われたんで、自分の指を切って見せた、という場面ぐらい。「そんな奴おらんやろ、指とちごて頭キレてるやん」と思いましたね。
えっ、「お前の頭では文学がわからんだけやろ」て、ごもっとも。素敵な松山市への悪あがきです。トホホ。
松山市VS和歌山市 愛媛県VS和歌山県 to be continued 良きライバルとして切磋琢磨したいものです。