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昭和オヤジの推し

ご贔屓(ひいき)を最近は「推し」というらしい。

昭和の時代、相撲のタニマチなんて金持ちの道楽でした。大金を費っても贔屓の関取が勝てばこんなに気持ちのいいものはない。「俺が〇〇関を育ててるんや」ある意味勘違いでもいいじゃないですか。それでみんなハッピーなんだから。

令和の現代は特別金持ちじゃなくても「推し活」でタニマチになれる時代になりました。「投げ銭」などとネットで課金して応援するらいい、よくできたビジネスモデルに乗せられているような気もしますが、ご本人が幸せならそれもまたよし。

無趣味な私にも実は「推し」があります。それは好きな本の著者、その人の新刊が出れば必ず買うんです。好き過ぎて同じ本を何冊も買ったりハードカバーと文庫両方買ったり、「推し」としかいえませんよね。

そんな私が「推し」ている方のおひとりとお会いする機会に恵まれました。「推し」とリアルに会えるなんてドキドキでしょ!

そのお方とは、元国土交通省河川局長、日本水フォーラム代表理事の竹村公太郎先生です。

20年以上も前に先生の「土地の文明」を読んで衝撃を受けました。「地形」がいかに文明のあり方に影響をあたえてきたのか、目から鱗が何枚も剥がれました。以来先生の本は全部買っています。そんな先生に会えるとあってワクワク、本棚から先生の本を引っ張り出して読み直し、謦咳(けいがい)に接すること(お目にかかること)になりました。

80歳になられる先生はお元気そのもの、大いに飲み、食べ、話題は尽きることなく、あっという間の3時間でした。楽しかったなぁ。

いずれ機会があれば先生のすごい説のいくつかをご紹介していきたいと思います。

「お父さんの携帯でこれ、いいね推しといて、今みんなで推してんの‼️」 なんやこの若造?こんなん全然知らんわ(心の声) 「聞いてんの💢、やっといてよ」「はい」 トホホ。

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