2度目の万博
昭和オヤジの我々が社会人になった頃、会社には「ノルマ」というものがありました。(今でもあるのかもしれませんが)
これがまたとてもじゃないが、できっこない数字、無理やろこんなん😭、ところがあら不思議、不可能としか思えない「ノルマ」を全社一丸となっていつの間にやら達成していくのですから、いやはや日本企業はすごかった。
工事の遅れやトラブルで心配された万博も私は開催までには絶対完成させるだろうなと思っていました。工期や納期は必ず守る。最近の日本企業はホワイト化したとはいえ「なんとかする」遺伝子は引き継いでいます。
赤字が心配された万博もようやく黒字化が見通せるところまできたようです。リピーターも多いみたい。
家内のリクエストに応えて2度目の万博。
今回は前回行けなかった関西パビリオンへまずは突撃、さて、我が和歌山の出展はいかに!
私が関係者の方に挨拶している間に家内がなにやら前の方で話しています。「お父さん、ここでお茶できるらしい、予約しよ」
それはいいですが、なんとお代はおひとり6千円、ふたりで1万2千円、一瞬固まる私、私の表情を見て家内が交渉してくれ、お菓子はシェアして良いことに。(ふたりで7千円ぐらいになりました)
可愛らしい箱に入ったお菓子もお茶もとても美味しく、さすが和歌山クオリティー。考えてみたらロンドンでアフタヌーンティーしたらもっといるもんね。和風アフタヌーンティーと思えば納得です。
その後は2時間並んでイタリア館やサウジアラビア館、空飛ぶ車なんかを見て回り、1200円のソフトクリームにご機嫌の家内。
疲れた。足もパンパンです。日も暮れてそろそろ帰りましょ。「お父さん、アメリカ館は?」えっ、どうやら2度目でも万博のノルマは達成できなかったようです。トホホ。