拉致問題を考える国民の集いいin和歌山
トランプ大統領が「北朝鮮は核保有国」と発言、米国政府はこれまで北朝鮮の核保有を認めていませんでしたが、今や北朝鮮の核保有は明らかです。
2002年に拉致被害者5人の帰国が実現して以来、日本政府が手をこまねいている間に北朝鮮は着々と核武装を進め、とうとう核をミサイルに搭載できるところまできちゃったみたい
もはや金正恩の首をとる作戦は実行が困難に。核は金正恩を守る最強の盾となりました。
本集いの講師、李相哲先生によれば、「独裁者は力にしか反応しない、日本は怖くないので日本政府による拉致被害者救出は難しい」とのこと。全くそうでしょうね。力(軍事力)を持たない我が国の悲哀、「拉致被害者を取り戻す」といったところで実質的には何もできません。
核をもてば超大国すらもうかつには手を出せません。トランプ大統領も金正恩に対し「我々は仲が良い、彼は私が帰ってきたことを喜ぶだろう」と融和的な態度を示しました。
それでも、李先生は「トランプ政権の4年間が拉致被害者救出の最後のチャンスだろう、北朝鮮の復興に金を出せるのは日本だけ、トランプと組んでやるしかない」と。
現実的にはそうなんでしょうね。情けないけど。
1893年(明治26年)ハワイ王国はアメリカ人の武力クーデターにより滅ぼされました。帝国海軍の「浪速」はハワイ在住の日本人を保護する名目でハワイに急行します。艦長東郷平八郎は「礼砲」のたてまえで米国の軍艦に1発かまして、睨みをきかせました。横暴は許すまじ。ほれぼれします。
拉致問題も日本海に空母を浮かべて「我が国の国民を直ちに解放せよ」とやれないものですかねぇ。トホホ。