ミスターオブザイヤーのご受賞おめでとうございます
県議会議員仲間と食事していた時のこと、帰り際に私が靴を片足だちになって履いていると、接客係のうら若き女性が、「まだそんなふうに靴履けるんですね。すごーい」と褒めてくれたんです。
えっ、そんなことぐらいで褒められるの。そうか。私以外の人は70代だったけど、彼女から見れば、私も含めて年寄りで一括りなんだ(40代の人は50代とは全然違うと思ってはいても10代から見ればどちらもおじさんですよね)と合点はしたものの、何だか割り切れない思いでお店を出たのでした。
人は皆老いていく。若い頃はまだまだ遠い先のこと、自分には関係がないと思ってはいても、毎年毎年時の流れは加速して、本当にあっという間に老いていく。
だけれど、There is no general rule without some exception. 例外の無いルールはない。いつまでも若い人っているんですね。
先日お招きにあずかったミスターオブザイヤーの祝賀会
何と今年御年90歳になられる紳士が颯爽とステージを闊歩する。背筋はピンと伸びて、言語明瞭、何を言っているか意味がわからない、政治家の答弁とはえらい違いです。まだまだ現役でボランティア活動や、本業のお仕事もバリバリこなしておられ、「年寄り」といった感じは全くありません。
70歳でダンディーならまだわかりますが、90歳ですからね。ホントどうなってんの?脱帽です。
最近の研究では成熟後は死滅する一方とされていた脳細胞も新しい細胞が作られることがわかってきましたし、筋肉は80歳でも鍛えれば強くなっていきます。どうやら「運動」し「活動」することが長生きの秘訣であることは間違いなさそうです。
「もうボチボチゆっくりしたいよ」これも人生、「まだまだこれからや」これも人生。「人生いろいろ、会社もいろいろ」は小泉総理の名(迷)答弁。さてさて、どう生きますか、ご同輩。
ところで、初めて電車で席を譲られたら、どうリアクションするのが正解でしょう?