憲法研究会に参加しました
前回に引き続き、講師は日前宮の紀会長が務められました。同性婚の現行憲法における問題点や我が国の同性愛の歴史的な考察をお話しいただいた後、現在自民党で検討されているLGBTQ法案について活発な議論が展開されました。
キリスト教が根底にある欧米文化が流入する明治以前は、我が国は同性愛について極めて寛容でありました。というより、完全に日常の風景であったようです。キリスト教が生まれる前のギリシャでも同性愛は全く自然の出来事でありました。ヒトの性が生殖とは別次元で成立している以上、性愛の対象が異性とは限られないのはある意味当然でしょう。なにしろモノですら性愛の対象になるぐらいです。
ヒトの食だって単に栄養を摂るもではないですね。だからいわゆるゲテモノだって食べちゃいますし、自分たちからみて変なものを食べてる人を白い目で見たりします。
犬を食べる人を非難したりしますからね。(我々だって江戸時代には随分犬を食べていました。生類憐れみの令は当時の世相を受けてのものだったようです)
鯨なんか完全に食べ物ですから、今でも。我々昭和世代には。給食の竜田揚げ美味しかったなぁ。
自分たちとは違った行動様式をもつ人々とどう接していくべきか。この問いの中に、LGBTQを考えるヒントがあるのではないでしょうか。