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一般質問 「畳水練」3

今更ながらですが「畳水練」とは「理屈ばかりで、実際の役には立たないこと」保守はこれがきらい。保守は頭より身体で考えるんです。

「LBGT理解増進法」は理念法とよばれるもので、理念(理屈)によって社会のあり方の変革を促すものです。でもその理念(理屈)が正しいとは限りませんよね。役に立たないどころか理念(理屈)はときに社会を壊してしまします。

自民党の保守派がこの法案に反発したことは当然でした。

今から15年前、平成21年に自民党は野党に転落しました。時の自民党総裁、総理大臣は麻生太郎、彼は総選挙での自民党の敗因を「保守として十分でなかった」と語りました。

なのに、なのに岸田総理率いる自民党は「LBGT理解増進法」を強引に通してしまいました。「保守として十分でない」どころか、もはや保守ではなくなったと国民に思われてもしかたがないでしょう。コアな支持層に見放されたら、政権交代も視野に入ってきます。

ただ野党がしっかりしていないことだけが自民党の救いというそれこそ救いようのない事態となっています。

腐っても鯛、実は自民党保守派も頑張りました。「LBGT理解増進法」を骨抜きにしようと奮闘したんです。「差別はあってはならない」は「不当な差別はあってはならない」となり、理解の増進は「家庭及び地域住民の協力」を得つつ行うとなりました。

これは野放図な運用の歯止めとなるもので、我々地方議員が常識とかけ離れた教育が行われないよう教育委員会をただしていく根拠となりうるものです。頑張らなければ。

結果この法案は保革どちらからも評価されないものとなりました(法案の推進派はこの修正にかなり怒ってました)が、やはり自民党への信頼が揺らいだのは間違いありません。

東ヨーロッパや中東だけではなく、東アジアも風雲急を告げようとする今日、今の野党ではとても政権を渡すわけにはいきません。

事実上次の総理を決める秋の自民党総裁選挙。はたして誰が立候補し、誰が総裁となるのか。日本の命運を決める選挙となるでしょう。

質問全文はまもなくアップします。

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