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和歌山県防衛協会役員会

ウクライナでの戦争は3年目にはいっています。未だ終息の兆しは見えません。

平穏な日常が突然阿鼻叫喚の地獄に変わる。地震や津波だって3年も続きはしません。ウクライナの人々の苦しみは如何ばかりでありましょう。

地震や津波の発生は人智の及ぶところではありませんが、戦争はある程度は抑止できるもの、知恵を絞る余地はあります。その要諦は軍事バランス。大国がこぞって武器を置くことなど想像すらできない世界情勢の中で戦争を防ぐには軍事バランスが大切。

大陸の軍事力は年々増加の一途ですが、バランスが大きく崩れれば、戦争の可能性は高まります。事実近年は開戦へカウントダウンの段階に入ったとする識者もいます。

かつてイザヤ・ベンダサン(山本七平)は、ベストセラーとなった「日本人とユダヤ人」の中で「日本人は水と安全はタダだと思っている」と書きました。

平和なんて「タダ」空気みたいなもん、「覚悟」や「気概」も安全(平和)にはいらない、とある意味幸福な戦後を我が国は過ごしてきました。

それどころか、軍事力、覚悟、気概があったから、我が国はアジア諸国を侵略したのであり、これを無くすことが平和につながるんだ、などという人もまだまだいるんですよ。トホホ。

それで平和が保たれるならこれほどけっこうなことはありませんが、戦後の世界秩序の維持にはアメリカの圧倒的な軍事力(もちろん気概も覚悟も含めて)が必要でした。

でも、もはやアメリカも圧倒的ではなくなりつつありますし、軍事同盟のパートナーである日本にはそれなりの役割を期待するでしょう。

水はともかく、安全(平和)がダダの時代は過ぎました。平和の維持のため、日本には東アジアの完全補償を引き受ける覚悟、気概が必要となります。(相応の防衛費は当然)

日本が丸腰ならアジアは平和?そんな話、大陸と半島以外誰がいうの? いやいや当の日本人が言ってますから。

待て、待て〜、何をいうか! 和歌山県防衛協会ここにあり。国民の国防意識の高まりこそが平和の礎との信念を持って活動と続けていきます。

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