いよいよ春めいてまいりました。この季節県庁スズメたちの話題はもっぱら人事異動。内示前からピーチクパーチク、したり顔でそれぞれ予測を披露します。私も時に耳をそばだて、ふむふむそうなるかなと腕組み、これも風物詩ですね。
さて、いざ内示、悲喜こもごも、思わぬ抜擢もあれば、不本意な左遷?も、我ら議員にとっても職員との良き関係は大切です。みんな目を皿にして異動表に見入ります。
人の評価は難しい、アメリカは日本以上の学歴社会だそうですが、それは学歴という客観的な指標以外で人を評価すれば人種差差別と取られかねないからだそうな。
最近では人事評価をAIにやらせようとする動きもあるとのこと、神ならぬ人が人を評価するのですから、そもそも皆が納得する異動なんてありえません。
人はとかく自分のことは高く評価しがちだし、他人の栄転を素直には喜べやしません。上にへつらい、下に厳しい奴が時に出世の階段を登って行く、やってられんわい、いやいやよくわかりますよその気持ち。
でもまぁ少し頭を冷やして振り返れば自分にだってラッキーなことはありました。(ほんの些細なことだとしても)
人生の達人と呼ばれる人たちが口を揃えていうには「小さいことに感謝する習慣は大きな幸運を呼ぶ」らしい。そして彼らはさらにいう、「自分成功できたのは運が良かったからだ」と。
なるほど、そういえば実力ある人が必ずしも成功しているわけでもないような気もする、運て大事にしないとね。
とりあえず、今年も元気に桜を見れることに感謝しますか。