デジタルで変わるこれからの社会 嶋本正先生の勉強会に参加しました
近頃DXなる言葉を耳にします。一昔前のITとはどうちがうの? そもそもDはデジタルだろうけどXは何の略? そう私はまがうことなきデジタル弱者です。
このブログ(のような駄文)も有力な支援者の方に「今の時代はやらなあかん」と諭され、渋々iPADを買って始めました。文章を打ってる途中で変換できなくなったり、どっかに入ってしまったり悪戦苦闘、スマホで画面も見ずに親指一本で目にも止まらぬ速さで文章を打つ息子に使い方を聞いては面倒くさがられています。
これではいかんと「デジダルで変わるこれからの社会・産業・生活」と題する勉強会に参加しました。講師は野村総合研究所元社長の嶋本正先生。
先生によれば、昭和の時代、企業経営はヒト、モノ、カネがものを言いました。令和は情報(データ)がものをいう。規模は小さくとも、専門性を磨き、機動力を確保し、他社や外部と連携して、良いものを生み出す、そんな企業が栄える時代。
ホリエモンがフジテレビを支配しようと仕掛けたことがありましたね。今やYouTubeやTikTokがテレビを食ってしまった。もはや若者はテレビを見ません。
自民党の派閥はヒト、ポスト、カネを支配し、党運営を牛耳ってきました。当然大きい方がえらい。一癖も二癖もある連中を束ねる派閥の領袖はやはりひとかどの人物、ただものじゃない。
派閥が悪いわけではありません。そのあり方が時代に合わなくなってきているのです。濃厚な人間関係による一体感、閉じた世界、まさに昭和の体育会系、the派閥。それが上手く機能した時代は確かにあったのです。
デジタル化の波は当然政界へも押し寄せるでしょう。デジタル化とは透明化、開かれた世界。
人は群れるもの、いかなる社会においてもグループのようなものはできるでしょう。要はそのあり方。
規模は小さくとも、専門性を磨き、機動力を確保し、他者や外部と連携して、良い政策を生み出す。そんな派閥(政策集団)に生まれ変われるかどうか。どうする令和の自民党。
いやほんま、私も置いていかれやんようにせんと。